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「仕事をする面白さ」を出会う人に伝えていきたい

営業統括部 柴橋静華さん

柴橋 静華 さん営業統括部 執行役員 本部長

IT・ビジネススク-ル「noa」でキャリアアドバイザ-として活躍。
2014年 読売テレビ「関西情報ネットten」にてキャリアアドバイザ-として密着取材を受ける。

2018年には自身の活躍が評価され、大阪商工会議所主催「大阪サクヤヒメ」活躍賞受賞。

女性活躍/ライフワ-クバランス・マネジメント/部下育成/コミュニケ-ション分野における講師としても活躍。全国各地で登壇。

ワークアカデミ-で出逢った仕事をすることの楽しさ

入社にいたる経緯。そして入社後から現在までの道のりについて教えてください

営業統括部 柴橋さん インタビューの様子

前職では、商社で営業事務や人事サポ-トをしていました。会社の風土が女性は男性を支えるもの、また結婚したら女性は仕事を辞めていくのものといった感じだったので、「この仕事は私じゃなくてもいいんじゃないか?」と日々、違和感を覚えながら過ごしていました。ただ、人事サポ-ト業務については、就職活動中の学生と接する仕事で、私にとっては、すごく興味深く人生の大きな転機となりました。多くの学生が就職面接のために、その場凌ぎで取り繕う様子をまさに目の当たりにし、「この子たちが自分らしく自信を持って就職出来るようサポートしたい」と強く思うようになったのです。そこで、キャリアの講師になろうと、ワークアカデミーが運営するIT・ビジネススクール「noa」にキャリアや講師養成の講座を受講しに行ったのが、私とワ-クアカデミ-との出会いです。その後、縁あってワークアカデミ-に入社し、当初、私はテキスト販売を行う出版部署に配属されました。半年契約の契約社員として勤務したのですが、当時の上司から「好きなように動いてくれていいよ」という言葉を貰い、その言葉に嬉々としてテキストの営業に邁進しました。こちらが夢中になればなるほど、工夫すればするほど売上はどんどん伸びて、まるで水を得た魚のように楽しく仕事をしたことを今でも鮮明に覚えています。自分の考えや提案を尊重してもらえる環境で、初めて仕事って楽しい!と感じました。そして、あっという間に契約期間の半年が経ち、今後の人事について上司から驚きの提案がありました。

どのような人事だったのでしょうか

当時の上司は私の夢である<若者を導くキャリアの講師>になるには、私自身がマネジメントを経験することが必要だと考えたようで、IT・ビジネススク-ル「noa」の拠点長を任されることになったのです。もともと「noa」に通学していたので馴染みはありましたが、受講生ではなくスクール運営とマネジメントを行う拠点長になることに最初は驚きました。しかし、今思うとこれが大きな転機となり、以後10年以上noaのキャリアアドバイザ-として働くことになります。キャリアアドバイザ-になって私自身、一番の変化は、これまで「こうすべき」「こうあるべき」という想いが人一倍強く、自分にも他人にも厳しかったのですが、「人は本当にそれぞれ違うんだ」ということを体感し、その考えに行き着いたことです。キャリアアドバイザ-は10代~80代まで、老若男女、本当に幅広いジャンルの人と接しますので、その多くの出会いが私の考え方を根本から変えたと思います。また、このような私自身の経験、そして2,000人以上の受講生をカウンセリングして実感したのは、「人は人との出会いで、劇的に変わることができる」という点です。それから、私は目の前にいる人の目指している未来に対して、誰よりも肯定し、全力で応援する存在でありたいと思い行動してきました。そのような人が身近にいることで、受講生が自信を持って大きく化けられる可能性があるのではないかと思っていたからです。このような一人ひとりの顔や人生が見える現場での経験は、多くの部署をまとめる立場になった今、大いに活かされているように感じます。

社会で活躍できる人材になるためのリソ-スを提供する

現在の仕事内容についてお聞かせください

営業統括部 柴橋さん インタビューの様子

ワ-クアカデミ-のメインターゲットは大学です。そして、私たちのミッションは学生が社会に出たときに活躍できる人材になる為に必要な授業やサ-ビスを提供していくことです。そのために各部署がそれぞれの役割を果たしています。例えば[大学営業]では、各大学の状況や学生の特性に合わせて最適な授業運営を先生方や職員の皆さんと連携し提供させていただきます。また、[まなびサポ-ト]では、大学に常駐し、学生の資格取得を支援する資格サポ-トセンタ-を運営しています。学生と共にキャリアプランを考え、在学中どれだけの成功体験を積ませることができるのか、その子に合わせたステップを準備できるのか、まさに現場で学生と向き合っています。[出版]では、情報・キャリア授業やデータサイエンス・Society5.0などこれからを生きる学生に必要なコンテンツをテキストという形で提供しています。また、[法人営業]では、企業がどのような人材を求めているのかについて常にアンテナを張っています。そして、企業が求める部分で不足している力については[企画推進]や[スク-ル「noa」]という部署でそれを補います。また、それらの実践の場を提供し、若者と企業が交わる場所を[UMEDAI]が担っています。UMEDAIで行うイベントや企画の運営はUMEDAI学生事務局が行っているのですが、私はその運営や育成にも携わっています。そして、2019年経済産業省が実施する「第10回キャリア教育アワード」にて優秀賞を受賞した「UMEDAIインタ-ン」の実施も行っています。さらに女性がワ-クライフバランスを取りながらいきいきと働けるように、これから結婚・出産・子育て・介護などの局面に立つであろう若い女性に向けた「働く女性のためのロ-ルモデルイベント」も実施しており、各地で登壇させていただいています。以上はごく一部ですが、このように様々な部署がお互い関係し合って私たちの事業が成立しているのです。私の仕事はそれらの部署についてお互いが円滑に動けるようコーディネ-トし、その上で人事戦略を練ることにあります。どの人材がどの部署に必要なのか、それが本人にとってどのようなプラスになるのかを考え適材適所になるよう、人員の配置を行っています。これからも、私は常に社員一人ひとりのキャリアアドバイザ-でありたいと思っています。契約社員からスタ-トし、ありがたいことに現在の立場になりました。プライベ-トでも子育て、親の介護など色々な局面で悩んできました。ですので、社員の皆さんに寄り添って共感し、励まし、一緒に成長していくことが出来るのではと考えています。

仕事の面白さを自ら体現できる会社でありたい

ワークアカデミ-の今後の展望についてお聞かせください

営業統括部 柴橋さん インタビューの様子

2022年で私たちの会社は創立40周年、大きな転換期を迎えます。これからのワークアカデミ-について、私は唯一無二の存在になりたいと思っています。社員100人ほどの小さな会社ですので、一人ひとりが存分に力を発揮していかないと淘汰されていくかもしれません。しかし、一人ひとりが存分に力を発揮してくれたなら、どこにも負けないダイヤモンドのように強い輝きを放つことできると確信しています。そのために活躍している人材に対し会社側がきちんと評価していく必要がありますし、またそれぞれが存分に力を発揮できるようバックアップすることも重要だと感じています。それと同時に、皆さんには自由に仕事を楽しんで欲しいとも思います。仕事をすることで成長し、公私ともに人生を豊かなものにして欲しいですし、そしてそれを精一杯応援し、社員だけでなく、その家族にまで愛される会社でありたいと思います。以前、私たちの会社にインタ-ンシップに来てくれた学生が「ワ-クアカデミ-で仕事を体験してみて早く社会人になりたくなりました」と言ってくれました。その言葉が私にとっては本当に嬉しかったです。また、最近ではうちの7歳になる息子が「今の自分だったらワ-クアカデミ-の面接に通る??」とよく聞いてくるようになりました。学校に通うより早く働きたい!母ちゃんだけずるい!と本当に思っているようです。私が楽しそうに働く姿を目の当たりにして、そう思ったんだと思います。今、若者の多くは、社会で働くということについて明るいイメ-ジを持ってはいません。仕事は辛くて面白くないものだと思っているようです。そのような若者に対して、息子がそう感じたように働くことは面白い・ワクワクさせてくれるものなんだということを、これから私たちワークアカデミ-が身を持って体現できる存在になれればいいなと思います。

※取材内容は、2022年2月現在の情報です。