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学びへの想いを同じ気持ちで形にする

UMEDAI営業統括部 N.Oさん

N.O さんUMEDAI営業統括部

環境の変化によって学生の学びを止めないため、大学に常駐して授業の配信業務を行っています。円滑に運営するために日々試行錯誤しながら邁進しています。

学びを止めさせない力

大学に常駐してどのような仕事をしているか教えてください

営業統括部 Oさん インタビューの様子

大学で実施される授業を撮影し、動画編集したうえで学生に提供しています。新型コロナウイルスの影響を受けて、新たに開始したサービスです。実際に撮影をするのは学生アルバイトで、納品先は授業担当の教員の方になります。その運営の管理や動画編集を私たちが担っています。
このサービスを受ける方の想定としては、新型コロナウイルスの脅威のため大学に来られない方や、留学に行って帰国できない方、持病をもっている、自宅に高齢の方がいる方など、さまざまです。
この授業を視聴することが単位取得にも繋がるので、学生たちにとっても、担当教員にとっても重要な仕事だと捉えています。

大切な仕事を成し遂げるためにしていることはありますか

大学にとっても私たちにとっても例のない取り組みでしたので、開始当初は機材トラブルや予期せぬことも発生し、スムーズに運営できないことも多々ありました。ただ、大学の担当の方々もとても前向きに、みんなで力を合わせて乗り切ろうという感じがありました。ご依頼いただいている立場なのですが、一緒のチームでやっているような、協力的だったというのは、とてもありがたいことでした。情報を常に共有し、確認をしながら進めています。
私たちスタッフ内でも、チームとしてコミュニケーションを取ることをとても大事にしています。チームで働くときには、なんでも共有することが大事だと思っているので、トラブルがあっても、今後同じことが起こらないように、誰もが同じ対応をできるように情報を共有することを意識しています。
私たちワークアカデミーはずっと教育業界に携わってきていて、大学のしくみや内情は熟知しています。大学が大切にしていることや、学生にとっての有益なことも知っているので、必要だと思うことはどれだけ手間や時間を割いてでもやるという認識がチームで共有されていたのが、今となっては効率的で結果の残せる形になっていると思います。

大学でできないことは私たちがやる

試行錯誤の結果、形ができたということですね

営業統括部 Oさん インタビューの様子

そうですね、はじめ苦労した分、運営している私たちもアルバイトの方たちもとてもスムーズに動けるようになっています。学生アルバイトの方で2人、すごいなと思った人がいて。私たちが音の取れない機材トラブルで苦労していた様子を全部見ていたんだと思うのですが、自分が撮影のときに音が取れないと分かった瞬間にスマホで音だけ取っておいてくれたんですよ。編集でどうにかなるってずっと見ていたからわかったみたいで。それは鳥肌が立ちました。私たちの様子を見て機転を利かせてくれたんですよね。その後、その学生たちの行動がきっかけとなり、音声の取り方の新しい方法を構築することができました。うまくいかない状況をなんとかできないかと考えてくれた結果なので、とても感謝していますし、素晴らしいと思います。デジタルデバイスを使ってはいるものの、使うのは人間なので。デジタル社会といっても、やはり仕事の上で必要なスキルってそういう気づきや行動だと思います。人の成長を目の当たりにした体験でした。

この仕事を請け負えてよかったと思いますか

チームでいろいろな整備をして、スムーズにいくようになってからは、教員の方から感謝のメールをいただくようになりました。授業撮影の動画は学生にとってもわかりやすくて役立っているというお話を聞くと、とても嬉しいです。
この仕事はコロナウイルスきっかけではありましたが、これからの時代にきっと必要になってくるということを実感しています。私たちが試行錯誤しながら構築した方法も含め、他の多くの大学で活用してもらえるように、そういう形になればいいなと思っています。
この仕事の始まりは、とてもスピード感が必要でしたし、大学や学生にとって本当に有益な形にするには、想定よりもスピードも結果も必要でした。学生の学びに間に合わなければ何も意味がないので。それを形にできたのはチームワークであり、学生や教員の方の学びたい、学ばせたいという願いをできる限り実現しようと、大学職員の方含む私たちチーム全員が一丸となって動いたことだと思っています。学生にとって必要なことでも、大学だけでは人員的にも難しいことがあると思います。それを私たちにお任せいただけてよかったなと思っています。少しでも学生の学びの応援ができていれば嬉しいです。