大阪府主催「ライフデザインの描き方セミナーin大阪教育大学」に柴橋静華(ワークアカデミー執行役員)が講師として登壇しました。
11月下旬、大阪教育大学において実施された「ライフデザインの描き方セミナー」に柴橋静華(ワークアカデミー執行役員)が講師として登壇しました。
このセミナーは「性別にとらわれずに自分の将来は自分で決める」ことをコンセプトとし、講義やグループワーク等を通じて「自分らしい働き方、生き方」を学び考えるもので、大阪府府民文化部男女参画・府民協働課が実施しています。今回は若年層を対象として行われ、大阪教育大学の学生を中心に大阪府内の高校生も含め、およそ250名が参加しました。
セミナーでは大阪府の職員より、政治、経済、家庭生活におけるジェンダーギャップ(男女に違いによる格差)について、日本の現状を伝える講義。
その後、柴橋より「ロールモデル」として自身のキャリアとその形成について、そしてそれらが育児や介護といったライフイベントとどの様に相関してきたのか、自らの経験を元に参加者の皆さんにお伝えしました。
これら講義で得た学びを元に、最後にグループワークを実施。とある家族のライフステージにおける課題をみんなで考えたり、男女が共に活躍する社会の実現に必要なことを自由に発言したり、楽しみながらも真剣に向き合う時間となりました。
そして参加された学生の皆さんから、たくさんのお声を頂きました。一部を抜粋してご紹介します。
―新たな学びを得られた
「事実情報だけでなく、実際に様々な経験をしてこられた方のお話を聞くことで、これからの将来のビジョンがより明確に湧いた。」
「なかなか普通の授業では学べないことを学べたと思います。かなり興味のあるテーマだったので、受けることができて良かったです。」
―近い将来だけではなく、長い目で見たこれからの生き方を考えるきっかけとなった
「男として、女としてどう生きなければならない。という枠に囚われず一人の人間としてどうしていきたいか考えることが大切だと学べました。」
「今就職についてしか考えていなかったので、今回のセミナーで先の将来を考えたときどう生活していきたいか、どう働きたいかがとても重要だと学びました。」
―社会の課題を考え解決していく人材になりたい
「女性の社会参画という面のあらゆる側面を考えることで、現代社会における雇用にはさまざまな問題が根強くあり、それを社会が一丸となって取り組まなければならないと言う問題意識が芽生えました。また、こうした問題は非常に私達にとって身近だということを実感しました。」
「社会を変えるにはまずは自分が社会に求められる人材になる必要があり、そういった人を育てられる社会人にもなりたいと強く思った。」
今後も私たちは、誰もがいきいきと生きていくために、様々な学びの場を提供して参ります。