なりたい通信10月号(vol.9)
先生方ときづく5分間。深まる秋♪
2020.10.30発行
こんにちは。(株)ワークアカデミー(以下、WA)人材開発の西山です。
日が暮れるのが早くなり、年末も見えてきましたね(早い!)。そろそろ街のイルミネーションも楽しみな季節ですが、神戸ルミナリエをはじめ今年は中止イベントもちらほら。そんな訳で、解決策として日本三大夜景でもある摩耶山からの絶景イルミネーションを改めて満喫してみようかなと目論んでいます。空気も澄んできて、寒くなり過ぎない今のうちに訪れたいです。
それでは今月号もよろしくお願いいたします!
◆まなびtrend
Society5.0には組織の壁は不要!強まる産学連携
2016年に政府が策定した、10年先を見据えた経済発展と社会的課題の解決を両立する社会“Society 5.0”。
その社会で活躍できる高いリテラシーを備えた人材を育成するには、これまで以上に充分な学修と多様な経験を積む時間が必要です。
経団連が2019年に組織した「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」では、「Society 5.0で求められる能力の育成には、産学連携による実践的なPBL(Problem-based Learning)型教育、特に企業からのインプットと実社会のデータ分析を行うプログラムの効果が高いと考えられる。」と述べています。
産学の繋がりを強めることは、研究の促進・課題解決への新しいアイデアなど、双方にメリットがあります。 九州大学のロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センターでは、全学学生を対象として、先進的で体系的なアントレプレナーシップ(起業家)教育を行うとともに、同教育において定評のある海外の大学を中心に国内外の大学等との連携を構築し、教育・研究活動を行っています。新しい形の学びと実践を兼ね備えたこの取り組みはPBL型教育の好事例として高い評価を得ています。
多様性があらゆる場で注目される中、大学もそれに追従し、そしてリードしていく場となっていく。学んだことを社会にどのように生かしていけるのか、生かしていきたいのか、社会の課題と自らの生き方を早い段階で考えていくことが求められる学生たち。私たちが提供する講義の形も、その在り方を今一度見つめ直していかなければなりません。
参考・引用したサイト
経団連「Society5.0に向けた大学教育と採用に関する考え方」
九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター
◆WAの最近の1こま
9月の教員オンラインサロンを開催しました(後編)
前月号に引き続き9月に開催した教員オンラインサロンの様子をレポート。後半となる今回は「③生徒とのコミュニケーション」について、先生方の率直なご感想や現場の状況などをお届けします。
③生徒とのコミュニケーションについて
~学生の様子と工夫~
- 引っ込み思案な学生への呼びかけは大変。理解しているかどうかわからない。その後のテスト結果で理解が不足していることが判明した。
- 音声での回答を嫌がる学生にはチャットでの呼びかけを行ったが、反応は微妙だった。
- 内気な人は反応も遅い傾向だと感じた。
- 視聴するだけの学生が多かった。リアルタイム受講ではなく、あとから録画を見る学生も多かった。(リアルタイム受講は努力義務だったので強制できない。)
- 小テスト返却時に一言コメントを入れて返却した。
- 学生の反応をもらう時は名指しが基本。ただし、人数によって使い分ける。大人数の時はチャット、少人数の時には学生を名指し、のように使い分けると良い。
- まずはチャットで場を温めてから授業を進めるとスムーズかもしれない。
~グループワーク~
- 積極的な学生とそうでない学生に差異がでた。
- 色々工夫したが、やはり試験結果には学生間の差異が大きかった。
- ワークを頻繁に入れるなどの工夫をした。
~学生同士のコミュニケーション促進~
- 学生同士の横のつながりが今年は作りにくい。孤立している学生にどういう工夫ができるか課題感がある。
- ある大学では、PBLを何週にも渡って行っていた。ひとつの課題に向かって一緒に課題解決の方法を探るので、授業内外で学生同士連絡を取らざるを得ない状態になる。その結果、横のつながりが出てきたようである。
ご参加くださった先生方からのお声
- 実際にオンライン授業をなさっている先生方のお話が聞けて嬉しかったです。良い刺激を受けました。ありがとうございました。
- ツールの活用など有益な情報を得ることができました。またコミュニケーションの点でもコロナ禍を契機に前向きにオンライン授業を捉えて行こうとする姿勢がとても印象的でした。ありがとうございます。
- 他の先生方の意見が参考になりました。Zoomについても勉強になりました。ありがとうございます。
- 最近は三密を避けて、同業の方々ともゆっくり情報交換ができていませんでしたので楽しかったです。
○編集後記
最後までお読みいただききありがとうございます。
「教員オンラインサロン」は今後も継続して開催をしていきたいと考えています。
次回は後期講座が終了する2021年2月頃の開催を予定していますので、先生方のご参加をお待ちしております!
今回もたくさんの講師の方々と有意義な時間を共有することができ大変感謝しております。ありがとうございました。
また、WAではオンライン講座を随時開催しています。皆様の学びの場、スキルアップの場、交流の場としてご活用いただけますと幸いです。
この講座は先生方の企画持ち込み型で運営しています。ご興味ある方は、担当者:旭までご連絡ください。
最後の最後に、宣伝を2つ失礼いたします。
○NEW RELEASE
①テキスト発刊のお知らせ
「Society5.0の社会を生きる自分」を考える、大学生・高校生のための教材を制作しました。ぜひチェックしていただけますと幸いです。
②Zoom利用方法講座のご案内
オンライン講座を運営する上で必須ツールとなった「Zoom」。なんとなく使っているけど正しく使えているのかな?もっと便利な使い方があるんじゃないかな?誰に聞けばいいのか分からない…と不安に感じていらっしゃる方にピッタリな講座をご紹介いたします。対面でかつマンツーマン指導なのでどなたでも安心してご受講いただけます。
・【初心者用】Zoom利用方法講座(対面&マンツーマン)
内容:Zoomとは、必要な機材、用語の説明(クライアント、ホストなど)、主な機能(チャット、反応、ブレイクアウトルームの参加)
日時:ご希望の日程をお伺いした上で決定します。
場所:資格とキャリアのスクールノア 梅田校またはハルカス校
受講時間:90分
受講料金:10,000円(税別)
入学金:無料(通常 8,000円)
・【管理者用】Zoom利用方法講座(対面&マンツーマン)
内容:ホストとは、講座を開講するには、主な機能(アンケート、レコード、ブレイクアウトルームの設置など)
日時:ご希望の日程をお伺いした上で決定します。
場所:資格とキャリアのスクールノア 梅田校またはハルカス校
受講時間:90分
受講料金:15,000円(税別)
入学金:無料(通常 8,000円)
<この講座に関するお問合せ先>
資格とキャリアのスクールノア(弊社運営スクール)
電話:0120-865-866
※お問い合わせの際は、「なりたい通信を見て」とお伝えください。
<お問い合わせはこちら>
(株)WA人材開発部
担当者:西山
TEL:06-6311-9898
MAIL:support@naritai.com
<「なりたい通信」配信停止ご希望の方へ>
お手数ですが下記アドレスまで配信不要の旨ご連絡ください。
お仕事情報等は継続してご案内いたします。
送信先:support@naritai.com
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