WORK ACADEMY ARCHIVE

「学び」の現在とワークアカデミーの動き

身近にあるSDGsを発見しよう!イベント
~高校生×専門学校生×大学生 キャリア探求ワークフェア~

“国連が定めた、2030年までに解決したい17の課題、SDGs。
高校生、専門学校生、大学生、学生みんなで一緒に考えてみませんか?
身近なところから解決につながるSDGsがきっと見つかるはず。
課題解決のため、私達自身ができることを考えていきましょう。”

というコンセプトのもと、学生・企業・社会人が入り乱れて熱気あるイベントを行いましたので、ご報告します!

大人の視点と行動

基調講演として、日本ポリグル株式会社会長の小田兼利氏に講演いただきました。世界や、その中での日本の現状など、世の中のリアルをパワフルに熱く語っていただきました。学生からは、「世界を知れた」「貴重なお話を聞けた」と、これまでに触れたことのない世界への興味と発見が溢れていました。
一方、企業が実際にSDGsにどのように向き合っているのか、取り組んでいるのかについて、リコージャパン株式会社と株式会社すららネットの方からお話しいただきました。学生からは、SDGsへの取り組みはもちろんのこと、企業自体にも興味が湧いたという声もあり、新しい出会いの場にもなりました。

これからの世代の力

後半戦は、SDGsが掲げる17の課題の中から学生がそれぞれに興味のある課題を選び、選んだ課題が共通する人同士でグループを組み、自分達に取り組めることを議論してまとめるというワークショップを行いました。

高校生・専門学生・大学生が混ざり合ったワークショップでは、年齢や所属が異なる者同士で議論する難しさを跳ね除け、大いに盛り上がりました。大学生がディスカッションを上手にファシリテーションし、高校生も主体的に堂々と自分の意見を出し、どのグループも熱い議論が交わされていました。
そして、グループごとの発表。講演をいただいた小田氏や企業の方、社会人の方が見守る中、グループの導き出した結論を発表する学生達は、一生懸命で、かつ楽しんでいるようでした。学生からは、「知らない人と議論する機会が持てて嬉しかった」「SDGsが身近に感じられた」「プレゼンが楽しかった」「学校とは違う形で学べた」など、非常に前向きで、次代を担う若者として心強い声が聞けました。
小田氏や企業の方、社会人の方からも「学生さん達がアグレッシブに活動する姿が見られてよかった」「学生のうちから、異なる立場や考えの人と議論する機会を持てたこと自体がよいと思う」などのコメントをいただきました。学生にとっても、それを見守り共に成長していく大人にとっても、非常に有意義な時間を過ごせたイベントとなりました。これからの「SDGsへの取組み」「学生と企業の学びの場」にも期待してください!

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