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「学び」の現在とワークアカデミーの動き

コンサルティングをもとに
業務内容に合わせた研修を提案

コンサルティングをもとに業務内容に合わせた研修を提案

優秀な人材の採用とともに、社員の能力向上が企業力の最大化に繋がることは論を待たない。
それゆえ、最重要リソースである人材を活用するための研修はそのための必要不可欠なツールであると言っていいだろう。
ワークアカデミーの研修営業チームの担当者に、これからの企業研修のあり方についてインタビューを行った。

Q_01現在、どういったカテゴリーの企業研修を行っているんでしょうか?

自立型人材を育てるため、基礎力を培う新入社員研修から、リーダーとして必要な能力を養う管理職研修まで、社内の階層を網羅するメニューをきめ細やかにラインナップしています。
当社では「資格とキャリアのスクールnoa」や「仕事×学校」といったスクール運営でキャリア育成のノウハウをしっかり持っていますし、講師陣の層も厚い。
また、WordやExcel、PowerPoint、Accessなどのビジネスパソコン研修も得意中の得意ですね。基本的な操作のインストラクションから応用編、高度なデータ分析、情報リテラシーまで、あらゆる情報教育ニーズにお応えすることができます。

Q_02企業ニーズに合わせたオリジナル研修も多数実施しているそうですね。

一社の企業に対して講師を派遣して研修を行う場合もありますし、数社の研修を合同で開催し、コストダウンを計るオープン研修もやっています。
一社の企業に対しての研修の場合は、その企業の業務内容に合わせて研修内容をオリジナルで設計することが多いですね。
企業の業務内容に合わせて、多彩な講座のなかから必要なものをピックアップして教育プログラムを作る場合もありますし、新規でカリキュラムを設計することもあります。
そういったニーズは人事や教育の担当者との雑談のなかから生まれてくることもあります。
実は次にお話ししようと思っている特待生研修は商談中のひと言がきっかけで生まれたんです。

Q_03商談をきっかけに生まれた特待生研修とはどんなものでしょうか。

ある企業の方とお話ししているときに、「ネットワークエンジニアを養成する研修があったら、卒業生にうちに来てもらえるのに」と言われたんですね。
冗談まじりに「研修費を持ってもらえたら、そういうビジネススキーム作りますよ」って言ったんです。
意外なことに、俄然乗り気に。そうなると養成研修を作らざるを得なくなって、汗をかきながら受講生を集めました。
その苦労もあって、求職者にとっては研修費が無料になり、企業にとっては働き手が見つかるというWin-Winな結果に。
2015年の開始以来、実施すれば即満席の人気企画です。
ネットワークエンジニアやCAD事務講座に加え、もっとメニューを増やしていきたいですね、将来的には。

Q_04今後、企業研修として、どういったカリキュラムの開発を考えていますか?

カリキュラムの開発というのはクライアント企業サイドのニーズありきですから、商談ベースでコンテンツを取捨選択すべきものなんですね。
だから、もっとクライアント企業に入り込んでコンサルテーションを深くやることの方が大切だと思っています。
先ほど、お話しした特待生研修もそういった成果のひとつと言えます。
「こんな研修がありますからどうですか」ということではなく、採用から人材育成までを一気通貫でコンサルティングし、その結果として研修プログラムを提供させて頂くというカタチで、より深く関わっていきたいと考えています。

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